老けているかどうかの決め手

20歳から老化は始まるといわれますが、同じ年齢でも、昔と変わらず若々しく元気ハツラツな人と、人が変わったのかと思うほど老け込んでしまう人がいます。

あなたは、たとえば若い頃は少しぐらい太っても、ちょっと気をつければすぐにもとの体重に戻せたのにとか、ちょっと前までは、一晩ぐらいの徹夜なんて全然平気だったのに、最近は寝ても疲れがとれないとか、おもしろそうなことがあっても、若い頃のようにすぐに飛びつく気力がなくなったとか、最近、なんだか肌にハリがなくなってきたなど、老化を自覚していませんか。

その人が実年齢より老けているかどうかの決め手となるポイントは、体型と体力、気力、肌の状態の4つがあげられます。

体型や体力、気力、肌の状態の変化を、どうくい止めて若返らせるかが、アンチ・エイジングのすべてなのです。

体型や体力、気力、肌の状態の変化の対策を立てるには、老化がどのように始まるのかを知る必要があります。

体型や体力、気力、肌の状態の変化の原因を、きっちりと踏まえておくことが、老化をとめるポイントなのです。

体型の変化は見た目にもっとも影響を与えますが、原因は、体重の増加があげられます。

体重の増加ですが、年齢とともに太りやすくなるのは、体内の脂肪を積極的に燃やす働きのある細胞の活性が弱まることと、若い頃に比べて活動量が低下するのに食べる量はさほど変わらないか、むしろ増えてしまう傾向にあることがあります。

オバさん体型をもたらす2つめの原因は、脂肪のつく位置の変化があります。中年太りの人はたいてい下腹がでっばっていますが、若いうちは皮下脂肪が
つきやすいのに対し、だんだん内臓脂肪がつきやすくなるためです。

オバさん体型をもたらす3つめの原因は、運動不足による筋力の低下があります。
筋肉が落ちたところに脂肪がついてしまいますと、筋肉によって支えられていた体のハリがなくなり、たるんだ体型になります。

オバさん体型をもたらす4つめの原因は、バストやヒップが垂れてくることで、皮下組織が衰えてしまうために起こります。