プラセンタの医薬品としての機能とは

プラセンタは医薬の世界でも大きな注目を浴びています。

プラセンタは内服薬や注射による効果が取り上げられていています。

医療で主に使用されている抗生物質は、微生物が他の微生物を攻撃するために出す物質のことで病原菌の天敵にあたるものを患者さんの身体に投与して、病原菌を追い出してしまうというのが治療の主な目的なのですが、投与した抗生物質は、病原菌だけを攻撃するのではなく、他の健康な組織も破壊してしまう可能性があるのです。

たとえば肝炎の場合、インターフェロンの投与が行われますが、インターフェロンはウイルス感染に抵抗するために身体のなかでつくられるタンパク質の一種で、肝炎にかかると自然につくられるインターフェロンでは足りなくなるので、人工的につくったものを身体に入れて、肝炎と闘わせようとするのが投与の目的ですが、人工的につくられたインターフェロンは身体が馴染まず、吐き気や熱などの副作用を引き起こしてしまいます。

プラセンタ注射には、インターフェロンの投与のような副作用はありませんし、外側から何かを投与して病気と闘わせるのではなく、身体が病気に対抗するだけのインターフェロンを自からつくるように促す機能があるのです。