プラセンタ療法とは?

プラセンタは胎盤から抽出した有効成分のことをいいます。胎盤の成分にはタンパク質や脂質、糖質などの
三大栄養素や各種酵素、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。

プラセンタの効果は活性酸素を除去し細胞の活性化などの身体本来の生理機能を高めることで、自律神経やホルモンバランスの調整、新陳代謝促進、免疫力・抵抗力の向上につながるのですが、これまでは、プラセンタを肝炎や肝硬変などの治療にのみ使われていました。

プラセンタの治療を受けた人達から「体が楽になった」「肌にハリが出た」との副次的効果が聞かれるようになり、美容や若返りに効果として注目されるようになりました。シミ・シワなどのあらゆる肌のトラブルを解消し、メラニンの生成・定着を防ぐ美肌効果があることが判明しています。

プラセンタを用いた治療法は、昭和20年代に中国や旧ソ連を経て渡って来た胎盤埋没療法が始まりといわれています。治療の時間は5分ほどで、患者さんはやはり女性の方が多いそうですが、男性にも適応があるということで、受けられる方もいらっしゃいます。

プラセンタの効果は、女性にとってうれしいシミ・しわ・美白などのほか活性酸素除去、抗酸化作用、メラニン生成の抑制、ターンオーバー促進、自然治癒力の向上などがあげられています。肝臓機能が弱ったための全身倦怠感やストレス対策にも有効のようです。

プラセンタの良い所ばかりお話ししましたが、やはり副作用が気になると思いますが、プラセンタ療法が日本で始まって何十年も経つのですが、現在の所、副作用や治療を受けて症状が悪化したという報告はないようです。