バストやヒップの筋肉を鍛える

バストやヒップの下垂は、皮下組織の水分の含有量が低下するために起こりますが、水分の含有量が減っていくのは、赤ちゃんの頃には80〜90％の割合で皮下組織に含まれていた水分は、20歳になる頃には68％になってしまいます。

20歳以降は水分が年々減少し、60歳以降は40％まで低下しますし、水分の含有量の低下は、成長ホルモンの血中濃度の分泌量の低下と連動しています。

成長ホルモンが、皮下組織の水分の保持に重要な役割を果たしていることがわかるのです。

成長ホルモンを使いながら、バストやヒップの筋肉を鍛えるトレーニングをしますと、皮下組織の弾力を回復させる能力との相乗効果で、下がっていたバストやヒップがキュッと上がります。

成長ホルモンが持っている、さまざまな効能の中でも、とくにすぐれているものが、筋肉の発達を促したり強化したりする効果です。

筋力アップ効果は、男性らしい体をつくるうえで有用で、男性が成長ホルモンを投与しながら、大胸筋や肩から腕にかけてついている三角筋、背中側についている僧帽筋、菱形筋などを鍛えることで、胸板が厚くなります。

腹筋や背筋、お尻周辺の筋肉を鍛えることで、男らしい逆三角形の体をつくることができます。

皮下組織の水分を保つ

皮下組織の水分をキープしているのは、保水成分と呼ばれるヒアルロン酸やコンドロイチン硫酸などです。

ヒアルロン酸やコンドロイチンなどは、皮下組織に存在している線維芽細胞によってつくられますので、皮下組織の水分を保つには、線維芽細胞に働きかけて、保水成分がどんどんつくられるようにすればいいのです。

保水成分を造るのに役立つのが、アミノ酸でアミノ酸は線維芽細胞そのものの原料になると同時に、ヒアルロン酸やコンドロイチン硫酸がつくられるときに働く酵素の材料にもなります。

アミノ酸は表皮の細胞をつくっている細胞の働きを活発にしたり、表皮の下の真皮を丈夫にしたりする働きもあります。

アミノ酸は肉や魚を食べることでも補えますが、皮下組織の若返りをはかる場合は、サプリメントを利用するのが効果的です。

皮下組織があまりにも下垂が進んでしまっている場合には、アミノ酸の補給だけでは目覚ましい効果をあげることはできませんので、ヒアルロン酸の注入を行なってくれる美容外科などで相談してみることをおすすめします。

プチ断食とマジンドール

あるとき、いつもよりちょっと多く食べたことがきっかけで、それ以降も食べる量が増え、太ってしまったということがあります。

食事は習慣に支配されている部分が非常に大きいので、食べる量が多すぎるとわかっていても、なかなか減らせないものです。

食べる量がなかなか減らせない時に、思いきってプチ断食をすることをおすすめします。

プチ断食は、週末などを利用して短期的に家庭で行なう断食ですので、自分の都合で断食のスケジュールを組み立てることができます。

プチ断食中には、これまでの食生活についての反省をし、食事についての意識改革をずることが大切で、断食をきっかけに、アンチエイジングへのスタートを切ってください。

脳の食欲中枢には、満腹中枢と摂食中枢がありますが、マジンドールは、脳の食欲中枢に働きかけて、食べたいという気持ちを抑え、少し食べただけで「ああ、お腹いっぱいだ」と感じさせるという薬です。

マジンドールは、どんなに食欲旺盛だった人も、この薬を飲むと食欲がピタリとおさまります。

朝だけダイエットを実行しながらマジンドールを服用することで、食べる量を減らせる効果を得られるのです。

マジンドールは医療用ですので、医師による処方箋が必要ですし、健康保険が適用される場合とそうでない場合がありますので、自費扱いで処方してくれるクリニックを探します。